山崎斉

山崎 斉(山崎 齊[1]、やまざき[2] / やまさき[3] ひとし、1910年明治43年)11月25日[3] - 没年不詳)は、昭和期の農林技官及び官僚政治家参議院議員(1期)、林野庁長官板垣退助先生顕彰会創立発起人顧問[4]

来歴

高知県[2]香美郡徳王子村[5]大忍村、徳王子村、香我美町を経て現香南市香我美町徳王子)で、山崎栄の二男として生まれる[3]。1933年(昭和8年)東京帝国大学農学部林学科を卒業した[2][3]

農林省に入省し、営林署技師、大館営林署長、農林技官、林野庁林産課長、同業務課長、同計画課長、同指導部長などを歴任し[2][3]、林野庁長官に1958年(昭和33年)6月から1961年(昭和36年)7月まで在任[6]して退官した[2][3]

1962年(昭和37年)7月の第6回参議院議員通常選挙全国区から自由民主党公認で出馬して当選し[7]、参議院議員に1期在任した[2][3]。この間、参議院農林水産委員長、国土総合開発審議会委員、自民党政調農林部会副部会長、同政調国土開発調査会副会長などを務めた[2]

1981年(昭和56年)春の叙勲で勲二等瑞宝章受章[1]

脚注

  1. ^ a b 『官報』号外第35号1頁 昭和56年5月8日号
  2. ^ a b c d e f g 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』435頁。
  3. ^ a b c d e f g 『人事興信録 第25版 下』や133頁。
  4. ^ “『板垣精神 -明治維新百五十年・板垣退助先生薨去百回忌記念-』”. 一般社団法人 板垣退助先生顕彰会 (2019年2月11日). 2020年9月1日閲覧。
  5. ^ 『人事興信録 第17版 下』や53頁。
  6. ^ 『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、567頁。
  7. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』548頁。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第17版 下』人事興信所、1953年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第25版 下』人事興信所、1969年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
議会
先代
仲原善一
日本の旗 参議院農林水産委員長 次代
野知浩之
日本の旗 参議院農林水産委員長
第1回
(定数100)
3年議員
偶数回
第2回
(定数50)
3年議員
第4回
(定数50)
3年議員
第6回
(定数50)
3年議員
第8回
(定数50)
3年議員
第10回
(定数50)
3年議員
第12回
(定数50)
奇数回
第3回
(定数50)
3年議員
第5回
(定数50)
3年議員
第7回
(定数50)
3年議員
第9回
(定数50)
第11回
(定数50)
†:当選無効・失格など、↓:途中辞職・死去など、↑:繰上げ当選または補欠選挙で当選(合併選挙で当選した3年議員を除く)。