辰巳 リカ(たつみ りか、1991年9月27日 - )は、日本の女性プロレスラー。東京女子プロレス所属。また、秋葉原ディアステージにてディアガールとして勤務していた。
経歴
- 2013年
- DPGの初期メンバー「ケンドー・リリコ」として活動。その活動の中でDDTの試合を観戦したのがきっかけで自身も始めようと思い、ユニットで活動していたユカ・サカザキと共に夏頃より「石澤りりこ」名義で東京女子プロレスの練習生になる。
- 2014年
- 5月24日、王子BASEMENT MONSTARでの試合中に腕を負傷、検査の結果「左橈尺骨骨幹部骨折」と診断され、以降の試合の欠場が発表される[3]。
- 2015年
- 6月12日、夏の魔物(旧・DPG)を脱退。
- 6月20日、王子BASEMENT MONSTARにて「辰巳リカ」に改名する事を発表。命名は高木三四郎。
- 7月18日、横浜ラジアントホール大会で復帰。
- 2016年
- 2017年
- 3月25日、沙希様&マーサのSIN美威獅鬼軍に対抗すべく黒音まほをパートナーに「どらごんぼんば〜ず」を結成。以降SIN美威獅鬼軍との抗争に入る。
- 6月4日、新宿FACE大会でのSIN美威獅鬼軍とのユニット解散マッチに勝利。
- 8月26日、どらごんぼんば~ずはSIN美威獅鬼軍と対戦。最後は辰巳が沙希様からヒップアタックで3カウント。試合後、沙希様は病に倒れ、辰巳はタッグトーナメントに照準を合わせた[4]。
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 5月3日、初の個人写真集『DESTRUCTION BABY』を発売[10]。
- 2021年
- 1月4日、後楽園ホール大会にてプリンセス・オブ・プリンセス王座を初戴冠。第8代王者となる。
- 2月11日、後楽園ホール大会にて渡辺未詩に勝利してプリンセス・オブ・プリンセス王座初防衛に成功。
- 4月17日、後楽園ホール大会にて伊藤麻希に勝利してプリンセス・オブ・プリンセス王座2度目の防衛に成功。
- 5月4日、後楽園ホール大会(無観客開催)にて山下実優相手にプリンセス・オブ・プリンセス王座3度目の防衛の失敗。
- 2022年
- 2月11日、後楽園ホール大会にて第2回"ふたりはプリンセス"MaxHeartトーナメントを優勝。(パートナーは渡辺未詩)
- 2023年
人物
得意技
辰巳リカに改名以降はドラゴン殺法を標榜しているが基本は足責めを軸としたファイトスタイル。時折狂気じみたムーブも見せる。
- ドラゴンスリーパー
- 現在の主なフィニッシャー。元祖の藤波辰爾と同じくスリーパーホールドを仕掛け腰が落ちた所で移行するパターンを良く用いる。
- ホワイトドラゴンスリーパー
- 風間ルミのドラゴンパンサーと同型。フィニッシャーの一つ。
- デスロール・ホワイトドラゴンスリーパー
- ホワイトドラゴンスリーパーからロープブレイクをしようとする相手を阻止する形で横・後方に回転して極め直す。名称はワニのデスロール(捕えた獲物を食いちぎる動き)に似ていることから。本人曰く究極奥義[18]。
- ドラゴン式ツイスト・オブ・フェイト
- 初期のフィニッシャー。現在も時折フィニッシュホールドとして使用される。相手の頭を抱えた状態で見得を切るのが特徴。ロープ越しの断崖式も敢行。
- ヒップアタック
- フィニッシュとしてダイビング式のミサイルヒップも使用する。大一番では場外へのスワンダイブ式も敢行。
- 本人曰く、お尻の硬度はダイヤモンド級。
- エルボードロップ
- 「あ~、よっしゃ行くぞー!」と叫んでから放つ。
- 腕ひしぎ逆十字固め
- 足4の字固め
- ドラゴンスクリュー
- スリーパーホールド
- ドラゴンバックブリーカー
- ドラゴンリングイン
- 技というよりもパフォーマンスのひとつ。シングルマッチの入場時およびタッグマッチで味方からタッチを受けると、トップロープに登り、大の字になってマットへ派手に飛び降りる。藤波辰爾のオマージュではあるが、より派手なムーブとなっている。
- ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ
- 延髄斬り
- 低空ドロップキック
- ロープに引っ掛けた相手の膝狙いなど足責めの一環として使用。
- リバース・インディアン・デスロック
- タッグマッチにおいて、カットしようとして向かってきた相手をブレーンバスターで投げつつ極めた相手にもダメージを与える独特のムーブを持つ。
- チョーク攻撃
- ただシンプルに相手の首を絞める。当然反則扱いとなる。
- 張り手
合体技
- 白昼夢エタニティ
- 渡辺未詩とのタッグチーム「白昼夢」での合体技。渡辺がカナディアン・バックブリーカーで担いだ相手へのツイスト・オブ・フェイト。読みは「デイドリーム・エタニティ」。
タイトル歴
- 東京女子プロレス
- DDTプロレスリング
紙テープカラー
- 白(比率=1)
入場曲
- 恋と革命 (辰巳リカ)
- 作詞も本人が担当。
- でんでんぱっしょん(でんぱ組.inc)
- 旧テーマ曲。ケンドー・リリコ時代にも使用。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ “2014年1月18日(土) 王子BASEMENT MON☆STAR”. 株式会社DDTプロレスリング・東京女子プロレス事業部. 2014年1月19日閲覧。
- ^ “2014年1月28日(火) 渋谷エンタメステージ”. 株式会社DDTプロレスリング・東京女子プロレス事業部. 2014年1月29日閲覧。
- ^ “2014年5月24日(土) ケンドーリリコが左腕骨折のため欠場”. 株式会社DDTプロレスリング・東京女子プロレス事業部. 2014年6月28日閲覧。
- ^ 『週刊プロレス』(2017年9月13日号)、pp.107、ベースボール・マガジン社)
- ^ “【東京女子プロレス】山下実優が辰巳リカとの激戦を制し4度目の防衛に成功!6月開幕の『東京プリンセスカップ』をチャンピオンとして優勝を宣言!〈5.3後楽園大会〉 | プロレスTODAY” (2018年5月4日). 2020年5月30日閲覧。
- ^ https://www.ddtpro.com/news/1077
- ^ “11.18 東京女子プロレスFC興行『プレ東京女子プロレス。1』(蕨レッスル武闘館大会)まとめ (3ページ目)”. Togetter. 2020年5月31日閲覧。
- ^ https://www.ddtpro.com/news/2352
- ^ “【DDT】11.3 両国『Ultimate Party 2019~DDTグループ大集合!~』全試合結果!ケニー・オメガが5年ぶりに登場!HARASHIMAが2冠王に!白昼夢、高梨、坂崎が王座獲得!石井、DAMNATIONが防衛! | プロレスTODAY” (2019年11月3日). 2020年5月30日閲覧。
- ^ https://twitter.com/tjpw2013/status/1246396785947369472
- ^ 辰巳→ドラゴンから
- ^ https://web.archive.org/web/20140224002854/http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/womens_prores/231890/
- ^ “【王子リポート】美威獅鬼軍が“美意識の絆”で同期タッグを撃破/ミサヲ、KANNAの更生に失敗/元リリコの新リングネームは辰巳リカ/えーりんvsKANNA、山下vs坂崎、中島vsのの子、清水vsミウラ…東京プリンセスカップのトーナメント1回戦の組み合わせが決定”. 株式会社DDTプロレスリング. 2015年6月20日閲覧。
- ^ “恋愛トークから番組中に生告白まで…♡最後は「ダメ東京女子」決定で“デビってる”!?|DDTの木曜The NIGHT#10 〜東京女子プロレス ひな祭りSP~”. AbemaTV公式 YouTube (2018年3月3日). 2018年3月3日閲覧。
- ^ https://twitter.com/doratles/status/993508828208508928
- ^ https://www.openrec.tv/live/12ro99776rn
- ^ a b c d https://www.openrec.tv/live/ykz0m41oo8w
- ^ https://twitter.com/doratles/status/1640215579939459072
関連項目
外部リンク
- 辰巳リカ | DDT Official Web 公式プロフィール
- 辰巳リカ(東京女子プロレス)オフィシャルブログ - Ameba Blog
- 辰巳リカ (@doratles) - X(旧Twitter)
- 辰巳リカ (@doratles) - Instagram
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