鯉沼久史

鯉沼 久史(こいぬま ひさし、1971年10月2日 - )は、日本ゲームクリエイター、実業家。千葉県出身[1]コーエーテクモホールディングス代表取締役副社長[2]コーエーテクモゲームス代表取締役社長[3]

経歴

國學院大學栃木高等学校を経て、東京電機大学理工学部情報科学科を卒業。1994年(平成6年)に光栄(当時)に入社[1]し、プログラマーを経て、『戦国無双シリーズ』や『ガンダム無双シリーズ』などのコラボレーション作品などのプロデューサーを担当する[4]就職活動でコーエーを志望したのは、「ゲーム業界の中でも財務が安定していて、将来性のある会社に行きたい」「コーエーは、一部上場の会社に比べて規模では見劣りするかもしれないが、財務指標もよくて、余剰金もしっかりある」[1]との独自の分析による。

2006年(平成18年)4月より執行役員として役員入り。多くのゲームソフトのプロデュースに携わり、同社創業者の襟川陽一から「このゲームが「良い」とか「悪い」とか、「ここを直したほうがいい」とか、そういうことについて私とほとんど同じ感覚を持っている」[5]として信頼が厚い。2021年(令和3年)6月発表の同社の有価証券報告書によれば、役員のうち1億円以上の報酬を得ているのは創業者の襟川陽一・恵子夫妻を除けば鯉沼のみである[6]

作品

関連項目

脚注

  1. ^ a b c “インタビュー 鯉沼 久史さん”. PlayStation.com. 2011年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月3日閲覧。
  2. ^ 代表取締役の異動及び組織変更・人事異動並びに子会社の人事異動に関するお知らせ
  3. ^ “【人事】コーエーテクモHD、4月1日付で取締役副社長の鯉沼久史氏が代表取締役副社長に復帰 コロナ禍の緊急の経営体制から定常的な体制に”. Social Game Info (2021年3月8日). 2021年4月1日閲覧。
  4. ^ KOEI TECMO 社長鯉沼久史獨家專訪 暢談《仁王》開發經歷與 2017 年全新展望 - 巴哈姆特
  5. ^ [1]
  6. ^ 有価証券報告書(第12期)コーエーテクモホールディングス p.41
  7. ^ “「ポケモン+ノブナガの野望」完成発表会+体験リポート”. ねとらぼ (2012年1月20日). 2014年2月3日閲覧。
  8. ^ “【E3 2013】「討鬼伝」ゼネラル・プロデューサー鯉沼久史氏インタビュー”. GAME Watch (2013年6月13日). 2014年2月3日閲覧。

外部リンク

  • 鯉沼Pのブログ(アーカイブ)
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