餌取章男

餌取 章男(えとり あきお、1934年10月2日[1] - )は、日本の科学ジャーナリスト江戸川大学名誉教授。

東京出身[1]。1958年東京大学教養学部卒、日本教育テレビ(NET、現テレビ朝日)、日本科学技術振興財団(現テレビ東京)で科学番組の制作、演出を担当した後、日本経済新聞社に移り『日経サイエンス』編集長。この間テレビ番組に出演し広く知られる。日経サイエンス取締役、三田出版会専務、江戸川大学社会学部教授、同エクステンションセンター所長、2005年定年、名誉教授。その間、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、日本科学技術振興財団理事、科学技術館副館長。

著書

  • 『最新科学ミニ辞典 先端知識がまるごとわかるパズル・200』(光文社、カッパ・サイエンス) 1986.8
  • 『ちょっとトクする「たべもの」のはなし 食べ物をめぐる50の物語』(三田出版会) 1994.4
  • 『ちょっとトクする「にんげん」のはなし 人間をめぐる50の物語』(三田出版会) 1994.4

共編著

  • 『21世紀へのかけ橋』(相島敏夫共著、ポプラ社、人類の記録シリーズ) 1970
  • 『生命に情報をよむ バイオホロニクスがえがく新しい情報像』(清水博対話、三田出版会、ソフトテクノロジーシリーズ) 1986.10
  • 『技術社会の「かたち」を演出する システム工学がえがく技術と人間』(石井威望対話、三田出版会、ソフトテクノロジーシリーズ) 1989.8
  • 超電導物理学を変えるか 21世紀を制するスーパーテクノロジー』(田中昭二対話、三田出版会、ソフトテクノロジーシリーズ) 1989.9
  • 『メイキングオブハイテクニッポン 日本の産業をリードした13人の技術者』(編、三田出版会) 1995.11
  • 『なぜ完全結晶を追究するのか 結晶の制御からオプトエレクトロニクスへ』(西沢潤一対話、三田出版会、ソフトテクノロジーシリーズ) 1996.7
  • ナノテクノロジーの世紀』(菅沼定憲共著、ちくま新書) 2002.11

翻訳

  • 『海と太陽とサメ』(ユージニ・クラーク、河出書房新社) 1972
  • 『悪食のサル 食性からみた人間像』(ライアル・ワトスン、河出書房新社) 1974
  • ホワイトホール 瞬時宇宙旅行は、必ず実現する』(A・ベリー、光文社、カッパ・ブックス) 1977.3
  • 生物時計 自然界の神秘なはたらき』(J・L・クラウズリー=トンプソン、同文書院、DBS cosmos library、おはなし生物学) 1981.6
  • 『生命は宇宙から来た ダーウィン進化論は、ここが誤りだ』(F・ホイル、C・ウィックラマシンジ、光文社、カッパ・サイエンス) 1983.2

メディア出演

CM

脚注

  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.397

参考

  • http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4480059733.html
  • http://scienceportal.jp/HotTopics/opinion/117.html
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • ISNI
  • VIAF
  • WorldCat
国立図書館
  • アメリカ
  • 日本
学術データベース
  • CiNii Books
  • CiNii Research