少帝
少帝(しょうてい)は、東アジア世界の王朝において、内部抗争などにより幼くして廃位あるいは殺害された皇帝に対する便宜上の呼称。諡ではない。
- 前漢の前少帝(在位:前188年 - 前184年)
- 「少帝恭」と諱を付けて呼ばれることもあるが、山田崇仁によると、これは誤写由来とされる。
- 前漢の少帝弘(後少帝・劉弘、在位:前184年 - 前180年)
- 後漢の少帝懿(前少帝・北郷侯・劉懿、在位:125年)
- 後漢の少帝弁(後少帝・弘農王・劉弁、在位:189年)
- 南朝宋の少帝(営陽王・劉義符、在位:422年 - 424年)
- 梅氏の少帝(梅叔輝(ベトナム語版)、在位:722年 - 723年)
- 陳朝大越の少帝(保寧大王・陳
、在位:1398年 - 1400年)
他に少帝と呼ばれることがある皇帝
- 三国魏の廃帝芳(斉王・曹芳、在位:239年 - 254年)
- 三国呉の廃帝(会稽王・孫亮、在位:252年 - 258年)
- 三国魏の廃帝髦(高貴郷公・曹髦、在位:254年 - 260年)
- 三国魏の元帝(曹奐、在位:260年 - 265年)
- 魏の三帝は『三国志』に「三少帝紀」が立てられている。
- 唐の殤帝(李重茂、在位:710年)
- 後晋の出帝(石重貴、在位:942年 - 946年)
- 北漢の少主(劉継恩、在位:968年)
- 丁朝大瞿越の廃帝(衛王・丁璿、在位:979年 - 980年)
- 南宋の祥興帝(衛王・趙昺、在位:1278年 - 1279年)
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