孫児葉

孫 兒葉(ソン・アソプ)
Son Ah-Seop
NCダイノス #31
2012年の孫兒葉
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 釜山広域市
生年月日 (1988-03-18) 1988年3月18日(36歳)
身長
体重
174 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション コーナー外野手
プロ入り 2007年 2次ドラフト4巡目
初出場 2007年4月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗大韓民国
WBC 2013年2017年
プレミア12 2015年
この表について
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プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

獲得メダル
大韓民国の旗 韓国
WBSCプレミア12
2015 野球
ソン・アソプ
各種表記
ハングル 손아섭
漢字 孫兒葉
発音: ソナソプ
英語表記: Son Ah-Seop
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孫 児葉(または孫 兒葉、ソン・アソプ、: 손아섭1988年3月18日 - )は、韓国釜山広域市出身のプロ野球選手外野手)。改名前の名前は孫光敏(ソン・グァンミン、손광민)だった[1]

経歴

ロッテ時代

2007年2次ドラフトで、地元球団であるロッテ・ジャイアンツへ入団。

1年目となったシーズンは、打率は低いがチャンスで結果を残し代打を中心に出場。

2008年規定打席未満ながらも3割を打ち、「第二の朴正泰(パク・ジョンテ)になる」とも囁かれた。

シーズンオフに裁判所に本名のグァンミンからアソプへ名前を変える改名を申請。翌2009年1月16日裁判所の許可を受け、正式に決定する。

2010年は右打者の田峻玗(チョン・ジュンウ)との併用されるのが基本方針となった。8月21日には自身初の2ケタ本塁打を放ち、8月27日には自身初のサヨナラホームランを放ち、打撃面での活躍が目立ったシーズンとなった。

2011年は主に3番打者を任され成長を見せ、自身初のゴールデングラブ賞を受賞した。

2012年は158安打で初の個人タイトルとなる最多安打を獲得した。

2013年はシーズン開幕前の3月に開催された第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表に選出された。

シーズンでは全128試合に出場。チーム1の打率を残した(リーグ2位の高打率=0.345)。

2014年は9月に開催された仁川アジア大会野球韓国代表に選出された。同大会では韓国の優勝により兵役免除の恩恵を受けることになった。

2015年はオフの10月7日に第1回WBSCプレミア12韓国代表に選出された[2]。11月16日にメジャーリーグベースボール(MLB)移籍のためのポスティングを要請したが、入札球団はなかった[3]

2017年はシーズン開幕前の3月に開催された第4回WBC韓国代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした。

シーズンでは193安打で自身3度目の最多安打の個人タイトルを獲得した。オフの11月にフリーエージェント(FA)権を行使したが、4年総額98億ウォンでロッテと再契約した。

2020年は2年ぶりのシーズン打率3割を記録。

NC時代

2021年12月24日、2回目のFAを行使してNCダイノスに移籍した[4]

2023年、自身初の首位打者となった。

詳細情報

年度別打撃成績

年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2007 ロッテ(釜山) 0.167 4 6 2 1 1 0 0 2 1 0 0 0 0 1 0 0
2008 0.303 80 218 31 66 11 1 3 88 17 2 3 28 2 35 4 1
2009 0.186 34 86 11 16 4 0 3 29 4 1 1 9 0 16 3 1
2010 0.306 121 422 85 129 23 0 11 185 47 6 2 50 1 82 2 4
2011 0.326 116 442 79 144 25 5 15 224 83 13 4 43 2 80 6 7
2012 0.314 132 503 61 158 26 0 5 199 58 10 5 41 6 79 7 3
2013 0.345 128 498 83 172 23 4 11 236 69 36 7 64 3 88 9 8
2014 0.362 122 483 105 175 25 3 18 260 80 10 3 80 5 78 7 4
2015 0.317 116 445 86 141 28 1 13 210 54 11 6 68 1 96 6 8
2016 0.323 144 575 118 186 33 1 16 269 81 42 4 92 3 104 4 3
2017 0.335 144 576 113 193 35 4 20 296 80 25 8 83 4 96 7 2
2018 0.329 141 553 109 182 32 5 26 302 93 20 3 68 2 99 15 4
2019 0.295 134 512 78 151 22 1 10 205 63 13 8 52 1 92 6 4
2020 0.352 141 540 98 190 43 0 11 266 85 5 0 61 2 56 9 1
2021 0.319 139 542 88 173 29 2 3 215 58 11 6 61 3 67 15 5
2022 NC 0.277 138 548 72 152 29 4 4 201 48 7 3 59 3 78 9 3
2023 0.339 140 551 97 187 36 3 5 244 65 14 3 50 2 67 10 2
通算 17シーズン 0.322 1974 7500 1316 2416 425 34 174 3431 986 226 66 909 40 1212 119 60
  • 太字はリーグ最多

獲得タイトル

  • 最多安打:4回 (2012年、2013年、2017年、2023年)
  • 首位打者:1回 (2023年)

表彰

  • ゴールデングラブ賞:6回(2011-2014年、2017年、2023年)

代表歴

背番号

  • 32(2007年)
  • 99(2008年)
  • 68(2009年)
  • 31(2010年 - )

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 롯데 손광민, 손아섭으로 개명…'야구실력 위해'(ロッテ、孫光敏、孫アソプに改名「実力のため」スポーツソウル2008年10月29日)(朝鮮語)
  2. ^ 2015 프리미어12 국가대표팀 최종 엔트리 명단 발표 The official site of Korea Baseball Organisation (朝鮮語) (2015年10月10日) 2015年10月21日閲覧
  3. ^ D.J. Short (2015年11月23日). “Report: No MLB team placed a bid on Korean outfielder Ah-seop Son” (英語). NBC Sports (NBC Universal). http://mlb.nbcsports.com/2015/11/23/report-no-mlb-team-placed-a-bid-on-korean-outfielder-ah-seop-son/ 2015年11月24日閲覧。 
  4. ^ https://sports.v.daum.net/v/kxZatVTVM9

外部リンク

  • 通算成績 (朝鮮語)
NCダイノス 2024
監督
コーチ
二軍監督・コーチ
投手
  • 11 宋銘基
  • 13 林正鎬
  • 15 金太現
  • 17 金榮奎
  • 18 沈昌珉
  • 19 蔡ウォンホ
  • 20 ダニエル・カスタノ
  • 21 金施勲
  • 22 李庸燦
  • 26 崔成永
  • 27 李俊浩
  • 30 カイル・ハート
  • 32 金宰ヨル
  • 41 柳振旭
  • 43 申栄又
  • 45 李宇錫
  • 48 李庸準
  • 51 李在學
  • 53 辛旻爀
  • 54 金振虎
  • 55 韓載承
  • 58 徐宜兌
  • 61 裵宰煥
  • 63 盧時勲
捕手
  • 1 安重烈
  • 10 朴世爀
  • 25 金亨俊
  • 42 辛容碩
内野手
  • 2 朴珉宇
  • 3 金遂犹
  • 5 徐浩喆
  • 7 金周元
  • 14 崔廷源
  • 16 都泰勲
  • 24 マット・デビッドソン
  • 34 呉泳首
  • 44 金揮執
  • 46 趙賢進
  • 52 尹炯竣
  • 68 金ハンビョル
外野手
  • 8 宋承桓
  • 23 千在煥
  • 31 孫児葉
  • 33 韓碩賢
  • 36 権凞東
  • 37 朴健祐
  • 38 金星旭
  • 39 朴是元
  • 60 朴ハンギョル
韓国野球委員会ゴールデングラブ(外野手)
1980年代
  • 82 金城官,梁承寬,金準桓
  • 83 金鍾模,朴鍾勳,張孝祚
  • 84 張孝祚,金鍾模,洪文鍾
  • 85 李光殷,朴鍾勳,張孝祚
  • 86 張孝祚,李光殷,金鍾模
  • 87 李光殷,金鍾模,張孝祚
  • 88 李順喆,李康敦,李正勳
  • 89 金一權,李康敦,高元富
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
韓国野球委員会ゴールデングラブ(指名打者)
1980年代
  • 84 梁世鍾
  • 85 金用熙
  • 86 金奉淵
  • 87 劉承安
  • 88 金容哲
  • 89 朴哲祐
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
韓国野球委員会首位打者
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
 
大韓民国の旗 野球韓国代表
大韓民国の旗 野球韓国代表 - 2013 ワールド・ベースボール・クラシック
監督
コーチ
投手
捕手
内野手
外野手
大韓民国の旗 野球大韓民国代表 - 2015 WBSCプレミア12 優勝
監督
投手
捕手
内野手
外野手
大韓民国の旗 野球韓国代表 - 2017 ワールド・ベースボール・クラシック
監督
コーチ
投手
捕手
内野手
外野手
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