『夢の碑』(ゆめのいしぶみ)は、木原敏江による日本の漫画作品。『プチフラワー』(小学館)にて、1984年5月号から1997年5月号まで掲載。12年にわたり連載された幻想ロマンのスタイルをとった本格時代(日本および西洋)ものの大作で、『風恋記』は第30回小学館漫画賞を受賞している。
収録作品
- 『桜の森の桜の闇』 - 「夢の碑」第1話。
- 『とりかえばや異聞』 その1 - 5 - 古典文学『とりかへばや物語』の翻案作品。宝塚歌劇により「紫子 ‐とりかえばや異聞‐」[1]として舞台化。
- 『青頭巾』 前編・後編 - 古典文学『雨月物語』の「青頭巾」の翻案作品。
- 『封印雅歌』
- 『ベルンシュタイン』
- 『水面の月の皇子』
- 『読み人知らず』
- 『風恋記』 その1 - 23(最終話)
- 『鵺』 その1 - 17(最終話)
- 『影に愛された男』 前編・後編
- 『雪紅皇子』 その1 - 5 (最終話)
- 『水琴窟』 - 雪紅皇子のインサイドストーリー。
- 『上ゲ哥』 前編・後編 - 同じく雪紅皇子のインサイドストーリー。
- 『渕となりぬ』 その1 - 18(最終話) - 「夢の碑」シリーズ最終の作品。
- 「月光城」[6]
- 「幻想遊戯 Light Version[7]
あらすじ
脚注
- ^ 風吹を北欧由来の鬼の一族の末裔から忍びに変更し、彼の鬼の力で助かった結末を2人が心中する悲劇になった。
- ^ 1983年 「ぶ〜けセレクション」第1号に掲載
- ^ 1986年 「画集 夢占舟」に掲載
- ^ 1991年 「ミステリールージュ」に掲載
- ^ 1993年 「プチフラワー」に掲載
- ^ 1998年1月号 「プチフラワー」に掲載
- ^ 1991年 画集 幻想遊戯に掲載
関連項目