ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世広場

座標: 北緯41度53分43秒 東経12度30分17秒 / 北緯41.895161度 東経12.504760度 / 41.895161; 12.504760

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世広場にある噴水

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世広場 (Piazza Vittorio Emanuele II) は、ローマエスクイリーノ(英語版)区にある広場でヴィットーリオ広場 (Piazza Vittorio) の名前でも知られている。

広場は柱廊(ポルティコ)のある19世紀の建物に囲まれていて、建築家ガエターノ・コック(英語版)によりリソルジメント(イタリア統一)の少し後に作られた。ウンベルティーノ様式(イタリア語版)の広場で広さは316m×174mあり、同様式の広場では欧州で最も広いとされる。

カンポ・リーグレの旧市街にも同名の広場がある[1]

ヴィットーリオ広場の庭園

広場の中心には公園となっており、第4代皇帝クラウディウスが造った新アニオ水道の分水施設であるニンファエウム・アレクサンドリ(カステル・アクアエ)の遺跡[2]と、錬金術師マッシミリアーノ2世・パロンバーラ(イタリア語版)の住居ヴィッラ・パロンバーラの入り口とされる魔法の門と呼ばれる門が有る。

アクセス

最寄り駅は、「ヴィットーリオ・エマヌエーレ駅」。

参考文献

ウィキメディア・コモンズには、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世広場に関連するカテゴリがあります。
  1. ^ 大矢麻里『イタリアの小さな工房めぐり』新潮社、2015年、25頁。ISBN 978-4-10-602260-9。 
  2. ^ Roman aqueducts : Aqua Anio Novus, 別の説として、第26代ローマ皇帝アレクサンデル・セウェルスが造ったアレクサンドリナ水道の流末施設(ニンファエウム)であったという説もある

関連項目

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