ルイ・ロペス・デ・セグラ

ジョヴァンニ・レオナルド・ダ・クトリと対戦して勝利を収めた際を描いた絵画(作:1886年、ルイージ・ムッシーニ

ルイ・ロペス・デ・セグーラ(Ruy Lopez de Segura、1530年 - 1580年)は、スペインカトリック司祭(のち司教)でチェスプレイヤー。ルイ・ロペス・オープニングは彼の名にちなんでその名で呼ばれている。ルイ・ロペス・デ・ビリャロボスとは全くの別人である。

カスティーリャ(現バダホス県)のサフラに生まれ、サラマンカで学生生活を送る。1572年にスペイン国王フェリペ2世に招待されローマで大会に参加し、全勝した。1575年イタリアのジョヴァンニ・レオナルド・ダ・クトリと対戦して勝利を収め、その後何者かに暗殺された。

ロペス・デ・セグーラはヨーロッパで最初のチェスの書籍『チェスの自由な発想と技術』(原題:Libro de la invención liberal y arte del juego del Axedrez )を出版した。

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