ファイス島

NASAにより撮影されたファイス島

ファイス島英語: Fais Island)は、ミクロネシア連邦ヤップ州に所在する島である。

地理

チャレンジャー海淵より東に300km程移動した地点に存在する島であり、島の中央に飛行場が存在する。

地形上では西南側の一部と北東側の一部を除いて砂浜が広がっている。

歴史

ファイス島のリン鉱石採掘(1930年代)

1828年から1829年に、太平洋を移動していた時にフランス海軍のルイス・トロメリンによって発見されたが、実際は16世紀にフランシスコ・デ・カストロがフィリピンよりカロリン諸島へ向かう際に発見されたという。燐鉱石が発見されており、日本による委任統治領南洋群島時代に南洋拓殖によって採掘が行われた[1]

脚注

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  1. ^ 印東道子『ミクロネシアを知るための58章』、明石書店、2005年11月、pp213-237。
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