タラン・アダルシュ

タラン・アダルシュ(2008年)

タラン・アダルシュ(Taran Adarsh、1965年6月13日 - )は、インド映画評論家ジャーナリスト編集者B・K・アダルシュの息子であり、主にTwitterで映画の批評や興行成績を発信している。

キャリア

15歳の時に映画の興行成績を取り扱う週刊雑誌トレード・ガイドの編集者となり、ジャーナリストとしての活動を始めた[1]。1994年にシェザード・カーン(英語版)カシュミラ・シャー(英語版)が出演するテレビドラマ『ハロー・ボリウッド』のプロデューサー、脚本を担当した。アダルシュはトレード・ガイドで仕事を続ける一方で、ボリウッド・ハンガマで映画批評家としても活動している。

アダルシュはインドで最も人気のある映画評論家の一人であり、彼の批評は映画ファンだけではなく、俳優や映画製作者、映画ニュースサイトからも注目を集めている[2]。一方で批評の影響力が大きいことから、低評価を付けられた映画の主演俳優のファンから反感を抱かれることも多い[2]。2018年に公開されたシャー・ルク・カーン主演の『Zero』に1/5の評価を付けた際には、激怒したシャー・ルクのファンによる大規模なインターネットトロール被害を受けた[2]。また、同時期に公開されたランヴィール・シン主演の『シンバ(英語版)』に4/5の評価を付けた際にもシャー・ルクのファンから「プロデューサーのカラン・ジョーハルから金を受け取って高評価を付けた」と中傷される被害を受けている[3]

出典

  1. ^ Bollywood Hungama News Network (2008年3月4日). “Taare Zameen Par is the best film of 2007 – Taran Adarsh”. Bollywood Hungama. オリジナルの2008年3月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080308083311/http://www.indiafm.com/features/2008/03/04/3638/index.html 2008年3月22日閲覧。 
  2. ^ a b c Kurian, Joel (25 December 2018). “Film Critic Taran Adarsh Gets Trolled On Twitter, Says ‘I Didn’t Know I Am Such A Big Guy’”. Republic TV. 2018年12月28日閲覧。
  3. ^ H Hooli, Shekhar (2018年12月28日). “Taran Adarsh trolled for Simba (Simmba) review and rating; #KaranPaidTaran trends on Twitter”. International Business Times. https://www.ibtimes.co.in/taran-adarsh-trolled-simba-simmba-review-rating-karanpaidtaran-trends-twitter-788866 2018年12月28日閲覧。 

外部リンク

  • taran adarsh (@taran_adarsh) - X(旧Twitter)
  • Taran Adarsh - IMDb(英語)