ジャボ

ジャボ。
ジャボ着用例。

ジャボ: Jabot)とは、近世にヨーロッパで用いられていたの付いた胸の飾りのことである。

概要

主にレースで出来ており袖口と共に装飾の役割を果たしていた。現在のネクタイとして用いられており、付け外しの出来る物や一体化した物まで存在した。立襟詰襟折襟背広軍服に用いていたがスカーフ蝶ネクタイが流行し姿を消した。現在は社交界王室議会法廷弁護士で用いられている。

歴史

17世紀頃から19世紀までのヨーロッパの服飾を果たしてきた。初めは男性用でワイシャツに用いられ、後に女性用にブラウスジレワンピースに用いられた。ブラウスには襞飾りの名残がある。ジャボとはフランス語で鳥の餌用の袋を意味した。英語ではジャボット。

ジャボを用いた服装

著名な人物

フィクションでのジャボ

ジャボは貴族的、上品なイメージがあるからか、貴族王族メイド海賊等の登場人物がジャボを身につけていることがある。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、ジャボに関連するカテゴリがあります。
時代別
長衣
トップス
ズボン
スカート
  • バレリーナスカート(英語版)
  • ホブルスカート
  • プードルスカート(英語版)
  • トレイン(英語版)
ドレス
アウターウェア
下着
かぶりもの
履物
  • バスキン (履物)(英語版)
  • カリガ(英語版)
  • チョピン(英語版)
  • クラクフ靴(英語版)
  • 司祭靴(英語版)
  • ヘッセンブーツ(英語版)
装身具
参考項目
カテゴリ Category:服飾史
  • 表示
  • 編集