シー・ミー・フィール・ミー
「シー・ミー・フィール・ミー」 | ||||
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ザ・フー の シングル | ||||
初出アルバム『トミー』 | ||||
B面 | 序曲(アルバム『トミー』より) | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
録音 | 1968年9月 - 1969年3月 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | トラック・レコード デッカ・レコード | |||
作詞・作曲 | ピート・タウンゼント | |||
プロデュース | キット・ランバート | |||
チャート最高順位 | ||||
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ザ・フー シングル 年表 | ||||
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「シー・ミー・フィール・ミー」(See Me, Feel Me)は、イギリスのロックバンド、ザ・フーの楽曲。1970年にシングルリリースされた。作詞・作曲はピート・タウンゼント。初出は1969年発表のアルバム『トミー』。
解説
史上初のロック・オペラ・アルバム『トミー』の最後を飾る曲。ある種の宗教団体の主導者のように崇められたトミーが、信者から反発され、全てを失い孤独になったところでこの曲が歌われるが、彼がその後どうなったかは一切示されておらず、各リスナーの解釈に委ねている[3]。
アルバムでは「俺達はしないよ」という曲の後半部であり単独の曲としてはクレジットされていないが、シングル化の際に歌い出しの部分の歌詞をタイトルにし、単独の曲として扱われるようになった。2003年リリースのデラックス・エディションでは、「俺達はしないよ」と切り離してクレジットされたが[4]、2013年リリースのスーパー・デラックス・エディションでは再び「俺達はしないよ」の中に内包される形になっている。なお、1996年のリマスター版以降、フェードアウトが遅くなり、その分演奏時間が若干長くなった。
コンサート・パフォーマンス
ザ・フーはアルバム『トミー』発表後の1969年から1970年にかけてのツアーで、そのほぼ全曲をノンストップで再現し、この曲も全てのコンサートで演奏した[5]。このツアー中に出演したウッドストック・フェスティバルでの演奏は、映画『ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間』に収められた。
「トミー・ツアー」が終了した後も、この曲は「ピンボールの魔術師」、「スパークス」等と共にコンサートのレパートリーに残った。2000年以降のコンサートでは、ラストに演奏される事が多くなっている[6]。2012年ロンドンオリンピックの閉会式でも演奏された。
脚注
- ^ a b 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』アンディ・ニール、マット・ケント著、佐藤幸恵、白井裕美子訳、シンコーミュージック刊、2008年、326頁。
- ^ The Who - Awards : AllMusic
- ^ レコード・コレクターズ増刊『ザ・フー アルティミット・ガイド』(2004年)69頁。
- ^ 「シー・ミー・フィール・ミー~リスニング・トゥ・ユー(See Me,Feel Me/Listening To You)」と表記されている。
- ^ レコード・コレクターズ増刊『ザ・フー アルティミット・ガイド』(2004年)51頁。
- ^ レコード・コレクターズ増刊『ザ・フー アルティミット・ガイド』(2004年)57頁。
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ロジャー・ダルトリー - ピート・タウンゼント ダグ・サンダム - ジョン・エントウィッスル - キース・ムーン - ケニー・ジョーンズ | |
ツアー・メンバー | |
スタジオ・アルバム | マイ・ジェネレーション - ア・クイック・ワン - ザ・フー・セル・アウト - トミー - フーズ・ネクスト - 四重人格 - ザ・フー・バイ・ナンバーズ - フー・アー・ユー - フェイス・ダンシズ - イッツ・ハード - エンドレス・ワイヤー - WHO |
ライヴ・アルバム | ライヴ・アット・リーズ - フーズ・ラスト - ジョイン・トゥゲザー - ワイト島ライヴ1970 - BBCセッションズ - ライヴ・アット・フィルモア・イースト1968 |
コンピレーション | マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー - ダイレクト・ヒッツ - ミーティ・ビーティ・ビッグ・アンド・バウンシィ - オッズ&ソッズ - キッズ・アー・オールライト (サウンドトラック) - フーズ・ミッシング - トゥーズ・ミッシング - Thirty Years of Maximum R&B - ゼン・アンド・ナウ |
EP | レディ・ステディ・フー - ワイアー・アンド・グラス |
主な楽曲 | ズート・スーツ/アイム・ザ・フェイス(ハイ・ナンバーズ名義) - アイ・キャント・エクスプレイン - エニウェイ・エニハウ・エニホエア - マイ・ジェネレーション - 恋のピンチ・ヒッター - アイム・ア・ボーイ - ハッピー・ジャック - クイック・ワン - リリーのおもかげ - 恋のマジック・アイ - マジック・バス - ピンボールの魔術師 - シー・ミー・フィール・ミー - シーカー - ババ・オライリィ - 無法の世界 - ジョイン・トゥゲザー - 5時15分 - 愛の支配 - フー・アー・ユー |
映画・映像作品 | キッズ・アー・オールライト - Thirty Years of Maximum R&B Live - ワイト島ライヴ1970 - ザ・フー:ライヴ・アット・キルバーン - ザ・フー:アメイジング・ジャーニー - Tommy & Quadrophenia Live With Special Guest - Quadrophenia Live In London - The Who & Special Guests - Live At The Royal Albert Hall - Who's Better, Who's Best - Live in Boston |
関連アルバム | トミー (ロンドン交響楽団) - トミー (オリジナル・サウンドトラック) - さらば青春の光 (サウンドトラック) - サブスティテュート〜ザ・ソングス・オブ・ザ・フー |
関連映画・映像作品 | モンタレー・ポップ フェスティバル'67 - ロックンロール・サーカス - ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間 - ワイト島1970-輝かしきロックの残像 - トミー - さらば青春の光 - ランバート・アンド・スタンプ |
関連項目 | モッズ - トラック・レコード - ロック・オペラ - The Who's Tommy - Teenage Cancer Trust |
関連人物 | |
関連バンド | |
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